寒い日が続き、部屋に篭りがちなこの季節、何かできる事はないかと考えているアナタ!
5〜6月に向けて、ジャガイモを植える準備を始めませんか?
ジャガイモは栄養価が高く、煮て良し、焼いて良し、蒸して良しと調理もしやすい野菜です。
またこの時期のジャガイモは手がかからず、初心者でもたくさん取れるので、冬の畑のレギュラーメンバー間違いなしです。
この記事ではオススメの品種と忙しいリーマンファーマーでも収穫にこぎつける、ズボラな栽培方法をお伝えします。
①ポテサラにも煮物にも!「キタアカリ」がオススメ!
「ジャガイモを植えるのはいいけど、どの品種が良いのかわからない」
という方には、まずは「キタアカリ」という品種がオススメです!
カレーや肉じゃがなどに向いたメークインと、ポテサラやコロッケに向いた男爵の中間のような品種で、どんな調理法にもマッチします。
とりあえず1種類だけ植えるなら、キタアカリを植えておけば食べ方の幅が広がります。
②【必須】ナス科の連作に注意!
植える品種が決まったら、今度は植える場所を決めます。
気をつけないといけないのはナス科の野菜の連作です。
連作とは同じものや、同じ仲間の野菜を同じ場所で続けて栽培する事です。
ジャガイモを含むナス科の野菜は連作による障害が出やすく、続けて同じ場所で栽培しないようにしなければなりません。
ナス科の作物はナス、ジャガイモ、トマト、ピーマン、パプリカ、とうがらし、ししとうなど、
「え、それってナス科なの?!」
と驚くような物が多いので注意しましょう。
一度ナス科の作物を植えたら、1〜2年はその場所ではナス科の栽培は避けるのが良いとされています。
ちなみに同じ芋であるサツマイモはナス科ではなくヒルガオ科の作物なので、秋にサツマイモを収穫した場所でジャガイモを植えても連作障害は起こりませんので、安心して下さいね。
③【必須】堆肥と石灰で植える前に土を整える
毎年堆肥をやるなどして土が十分に肥えている場合を除いては、堆肥を入れて土づくりをしておきます。
堆肥をやっておくと土がフカフカになって作物が根を張りやすくなります。
また水分や肥料分を保つ作用もあるので、作物の生育に良い影響を及ぼします。
注意点として、堆肥は必ず完熟したものを使いましょう。
未熟な堆肥や生ゴミを土に混ぜんこんでしまうと、それに釣られてダンゴムシなどが大量発生してジャガイモも齧られてしまいます。
また堆肥や肥料を入れると土が酸性になってしまうので、それを調整するために堆肥と一緒に石灰も混ぜておきます。
④【できれば】すぐに植えずに日光に当てて芽を出させる
植える前のひと手間で、買ってきた種芋を雨の当たらないひなた(窓際など)に置いて芽を出させてやります。
これにより初期の成長が早くなり、収穫までの時期が短くなったり、早く大きくなるので雑草にも負けにくくなります。
1〜2日でも効果があるので、スケジュールに余裕がある場合はやってみて下さい。
⑤【必須】肥料を土に混ぜておく
植える前に、土に肥料を混ぜます。
土が肥えていれば肥料を混ぜなくてもある程度収穫できますが、入れておくと収穫量が段違いになります。
ジャガイモ専用肥料があればそれがベストですが、なければ野菜全般に使える肥料でも大丈夫です。
僕は近所のJAで買った「野菜一発」みたいな名前の肥料を使っていますが、これで十分食べきれないほどのジャガイモを収穫できます。
注意点は用法を守る事と、必ずリン酸(P)が入った肥料を使うこと。
ジャガイモはリン酸をたくさん必要とする作物なので、安いからといってリン酸が入っていない肥料を買うのは避けましょう。
初めはこういうタイプの肥料が使い勝手が良いのでオススメです。
⑥【できれば】「ダイアジノン粒剤」で土の中の害虫対策
ジャガイモは土の中に出来るので、収穫するまでその姿が見られません。
土の中でネキリムシやダンゴムシなどにやられていて、掘り起こした時にガッカリする事も多いです。
そんなガッカリのリスクを減らすためには「ダイアジノン粒剤」を植え付け前に軽く土に混ぜます。
これをやっておくだけで、土の中で虫にやられるイモの数が減らせます。
僕が教えている方でも虫のせいでほぼ全滅してしまった人もいるので、やっておく事をオススメします。
2026年2月現在、楽天市場で最安値です。
浸透性薬剤でもないので安心です。
まとめ
ジャガイモの栽培は奥が深く、品種選び、土づくり、追肥や害虫防除などこだわり出したらキリがありません。
「何が何だかわからない!」
という人はとりあえず種芋を買って植えてみましょう!
野菜栽培はまず始めてみることが大切です。
「うまくいかなかったら、来年修正すればいいや」
ぐらいの考え方で、まずは種芋を買いに行きましょう!
